いびきの型
世間一般に言ういびきの型は、「単純いびき症」と名付けられています。
いびきというのは警戒しなくてはならないタイプも中にはあると知られていますが、この型は病気が引き金となって出るものではないので、心配無用です。
そうはいっても、いびきをかくことで睡眠不足になることはあり得ますので、あまりにも音がうるさいということであれば、病院を訪れて治療をしてもらうと良いでしょう。
疲労感やストレスを感じているときに引き起こされることが少なくなく、ぐったりとした状態のまま寝るといつも以上に音がうるさくなるようなときもあります。
この他、「上気道抵抗症候群」といった名称のいびきの症状があります。
これについては、呼び名からも分かるように上気道部分の抵抗がきっかけとなっている症状になります。
規則正しい呼吸ができなければ、人は睡眠をとっているときでも自ずと目覚めてしまうでしょう。
こうしたことが何度も起こるので、上気道抵抗症候群を発症してしまうと十分に睡眠を取ることができなくなるでしょう。
十分な睡眠を確保できない日が続くと、日中の強烈な眠気に困らされてしまうケースも珍しくありません。
さらに、注意が必要なものとして有名な「睡眠時無呼吸症候群」を紹介しましょう。
名前の中に「無呼吸」とあることからも判断できるでしょうが、眠っているときに呼吸をすることがなくなるというかなり厄介な症状となります。
知らず知らず血液中の酸素量が減ってしまう可能性もあるため、複数あるいびきの中でも睡眠時無呼吸症候群というのが何よりも用心する必要のある種類であることは想像できるでしょう。
そばにいる人から眠っている際の無呼吸を教えてもらったら、専門医に診察をしてもらう必要があると言えます。
