いびき治療の一つとしての手術
知名度はそこそこぐらいのものですが、いびきが重症である際には、治療の一つとして手術の実施が挙げられます。
扁桃腺または口蓋垂(のどちんこ)の肥大がいびきを引き起こしているのであれば、手術を受けないとずっといびきに悩まされ続けることになるかもしれません。
寝ているときの体勢を変更したり、規則正しい生活を送ることによっていびきが改善される可能性があるのであれば、手術を行わなくてもいびきをかかなくなることもあり得ます。
とはいえ、単独では対策のとりようがないというときには、治療法の一つとして手術を考えてみるのも良いでしょう。
よく実施される手術として挙げられるのが、レーザーを使用して喉を広げる治療法です。
今まではメスを用いて手術を行っていましたが、レーザー技術が磨かれたということもあり、痛みが激減したことをはじめ体につく傷も減らすことが可能となりました。
喉元にレーザーを浴びるのは危険ではないかというイメージがあるかもしれませんが、痛みはほとんどないと言われています。
そして、入院せずに手術を受けることができることからも、体へのダメージはさほど及ばないということがうかがえるでしょう。
そうはいっても、手術の最中に痛いと感じることはほぼありませんが、述語にのどが普通の状態になるまでは食事するごとに痛さが出る可能性があります。
こういった状況の場合は鎮痛剤を出してもらうことが可能なため、神経質にならなくても良いでしょう。
普通いびきの手術というのは、保険治療となります。
ところが、中には保険が使えないと決めているところもあるようですから、あらかじめ調べておくと良いでしょう。